〈小諸市リノベーション〉で思う事


大工職人は『クリエイティブな仕事』


リノベーションにおいて、家族の集まるリビング+キッチンは、依頼主もこだわる重要な部分です。

同時に私たちも一番頭を悩ませる部分でもあります。

空間デザインのイメージは、施主様描く理想や、イメージや、こだわりをじっくりヒアリングを行ってから、以降、現場だけでなくチームを組むスタッフ(設計士の先生をはじめ、様々な専門分野の職人)からも多く意見を取り入れながら再現性を高めて行きます。

もちろん、施工に入ってからも、アイデアがあれば、どんどん工夫を行って行きます。

その中で、頭を悩ませるのが、現存の『柱』の再利用をどのように組み込んでゆくか?になります。

その柱を残す真意は下記のような内容です。


リノベーションにおけるテーマ


①課題1 古き良きものを後世に残す。
先人の職人における素晴らしい匠の仕事が刻まれている部分を形に残したい。
勿論、デザイン要素として流行りを取り入れ『魅せる)といったスタイリッシュという側面もあります。

②課題2 費用面
この令和の時代に以前のような国産高級木材を使用した骨格を作るとしたら…
また新たに取り寄せを行うとしたら…
予算ががいくらあっても足りない現実があります。
ですので費用面において最大限の費用減を図るための再利用

 

 


ですが…最後に、一番大切な真意となるのは…
『家族の思い・歴史』だと思っています。

その柱、1本、1本が家族の思い出でもあり、数十年間、無事に今まで家族を守ってきた象徴でもある訳です。
それを、どのような形で?どこまでを『魅せるデザイン』として成立するように表現するか?
どこまでを『基礎的な再利用』して?利用するのか?
理想と現実、葛藤の中での日々、勉強となります。
だけに、話が飛躍して申し訳ないのですが、冒頭の『現代の大工職人は一人のクリエイターとして成長してゆかなければならない!』と感じる訳です。
今日の仕事を回想し、一息のビールを飲んで熱い気持ちになってしまう…今日この頃でした。すいません。
私たちが手掛けているのは、今までの40年、これから先の数十年、お孫さんの世代にわたる『住宅100年物語』・・・
だから明日も頑張るぞ!見ててください。

 

 


 

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